![]() Tube de catheter
专利摘要:
公开号:WO1989001755A1 申请号:PCT/JP1988/000860 申请日:1988-08-30 公开日:1989-03-09 发明作者:Hiroaki Honda 申请人:Terumo Kabushiki Kaisha; IPC主号:A61B1-00
专利说明:
[0001] 明 細 [0002] 1 . 発明の名称 カテーテルチューブ [0003] 技術分野 . 本発明は、 例えば体腔に挿入して用いられ、 該体腔内部の観 察およびノまたは体外位置から体腔内壁面への医療処置を行う カテーテル、 特に内視鏡 (ファイバースコープ) を構成する力 テーテルチューブに関する。 [0004] 背景技術 内視鏡は、 体外位置から挿入した体腔内の観察を行い、 さ ら 一 ^— -― ^ - に体腔内壁への薬液の投与、 レーザー光線の照射といった医療 処置を行う ことができるため、 近年注目され、 その開発が進ん でいる。 この内視鏡は、 可撓性を有するカテーテルチューブ内に送光 用および受光用の光フ ァイバ一の束が収納され、 カテーテル チューブを体腔の目的部位まで挿入すると と もに送光用フ アイ バ一 (ライ トガイ ド) の先端よ り発せられた光を観察部へ照射 し、 その反射光を受光用ファイバー (イメージフ ァイバー) の 先端よ り取り込み、 その映像を受像部へと導く こ とによ り観察 を行う ものである。 [0005] このような内視鏡を用いて体腔内を観察するに際しては、 力 テーテルチューブおよび光ファィバー束は体腔と平行に位置し ているため、 挿入部先端の前方以外の方向 (例えば体腔内壁 面) を観察する為にはチューブ先端部を湾曲 (屈曲) させなけ ればならない。 [0006] 体外位置からチューブ先端部を湾曲させる方法と しては、 従 来、 ①カテーテルチューブと別体のガイ ドワイヤーを用いる方 法、 または②カテーテルチューブに内蔵された複数の操作ワイ ヤーを用いる方法が行われていた。 [0007] しかしながら、 ①の方法ではガイ ドワイヤーは本来、 カテ一 テルチューブを目的部位まで誘導するためのものであるため、 チューブ先端部を湾曲させるに際しての操作性が悪く 、 また、 その湾曲状態を観察時間中、 一定に保つこ とが困難であり、 ガ イ ドワイ ヤーの先端がその目的上柔軟 (腰がない) であるた め、 カテーテルチューブの湾曲を発現しにく い等の欠点があ る。 [0008] また、 上記②の方法に用いられるカテーテルチューブ (内視 鏡用可撓管) は、 チューブの先端部付近に、 複数の節輪を回動 自在に順次連結した湾曲部を設け、 前記湾曲部へ一端が接続さ れた複数の操作ワイ ヤのう ちのいずれかを、 チューブ基端側 プ一リーおよびアングルダイヤ等によ り構成されるワイヤ操作 £ 装置によ り基端側へ牽引するこ とによ り、 前記湾曲部を湾曲さ せる構成となっている (特公昭 6 0 — 2 1 7 3 4号、 実公昭 6 2 - 2 344 2号、 実公昭 6 2— 2 3 44 7号) 。 [0009] このカテーテルチューブにおいて、 その先端部を湾曲させる 目的は、 挿入した体腔の内壁面を観察するためのものではな0 く 、 カテーテルチューブ先端部を目的部へ到達させるに際して の誘導のためである。 従って、 チューブ先端部の湾曲角度は 比較的大き く 、 また、 チューブ先端部に節輪の連結体等を設 け、 かつ、 操作ワイヤ一および該ワイヤーを牽引するための器 具を設ける必要があり、 よって構造が複雑で、 かつチューブの 径が大き く なる。 さらに、 チューブの湾曲部は柔軟性を要す るが、 湾曲させない部分 (湾曲部よ り基端側) は剛性確保のた めに硬質の物性を持つチューブ材質 (例えば、 ポ リ塩化ビニ ル、 ポ リ アミ ド、 ポ リ ウ レタ ン、 ポリ テ ト ラフルォロェチレ ン、 テ ト ラフルォロエチレン -へキサフルォロプロ ピレン重合 : 体等) を用いなければならず、 チューブ全体の柔軟性が制限さ れるという欠点がある。 このため、 消化器系または気管支系 のような比較的内径の大きい体腔に対してしか使用するこ とが できなかった。 従って、 血管や尿道管のような内径の小さい 体腔に挿入して使用される内視鏡において、 そのチューブ先端 部を体外位置から湾曲させる適当な方法がないのが現状であ る。 [0010] また、 カテーテルチューブの先端を湾曲させない方法と し て、 カテーテルチューブ内において光フアイバー束の先端部に 微小なプリズムを装着し、 観察角度を変化させて体腔壁面等を 観察する方法もあるが、 この方法では、 光学系の構成が複雑化 するため、 製造も容易ではなく 、 コス トもかかる。 さらに、 この構成のカテーテルチューブは細径化が困難であり、 やはり 血管や尿道管のような小径の体腔を観察する内視鏡への適用は され難い。 発明の開示 [0011] 本発明の目的は、 上述した従来技術の欠点を解消し、 簡易な 構造で体腔、 特に血管のような細径の体腔の内壁等の観察や医 療処置を行う ことができるカテーテルチューブを提供するこ と にある このような目的を達成するために、 本発明者らは鋭意研究の 結果、 カテーテルチューブの先端部を屈曲せさるのではなく 、 光フ ァイバ一束 (観察または医療処置器具) の先端部そのも のを屈曲せしめるこ とによ り 、 構造を簡素化し、 カテーテル チューブの細径化を図るこ とを見い出し、 本発明に至った [0012] また、 さらなる研究の結果、. 次記する第 1 、 第 2および第 3 の構成のカテーテルチューブを見い出した。 [0013] 第 1 は、 チューブ本体のルーメ ン内に収納された光フ アイ バー束をチューブ本体軸方向に移動可能と し、 光ファイバ一束: のチューブ先端側への移動によ りその先端部が誘導部材の傾斜 、面に沿って摺動し、 光ファイバ一束の先端がチューブ本体外周 壁に形成された側孔から露出して体腔内壁の方向へ向く よ う構 成されたカテーテルチューブである。 [0014] 第 2 は、 チューブ本体のルーメ ン内に収納された光フアイ " バー束をチューブ本体軸方向に移動可能と し、 光ファイバ一束 のチューブ先端側への移動によ りその先端部が前記ルーメ ン先 端の屈曲部に沿って摺動し、 光フ アイバー束の先端が所定角 度傾斜して体腔内壁の方向へ向 く よ う構成されたカテーテル チューブである。 [0015] 第 3は、 チューブ本体のルーメ ン内に収納され、 その先端部 が予め屈曲している光ファィバー束を、 チユーブ本体軸方向に 移動可能と し、 光フ ァイバ一束先端部がルーメ ン内にあると きはルーメ ン内壁によ り屈曲が規制され、 光フ ァイバ一束を チューブ先端側へ移動してその先端部をルーメ ン外へ突出させ ると、 前記規制が解除されて屈曲状態に復元するこ とによ り光 フ ァイバ一束先端が体腔内壁の方向へ向く よう構成された力 テーテルチューブである。 [0016] このように、 本発明は、 体腔内壁を観察または医療処置する にあたり、 カテーテルチューブの先端部を屈曲させないため、 例えばバルーン力テーテルによる血管内視鏡に適用した場合、 バルーンの膨張によるカテーテルチューブの体腔 (血管) への 固定および血液流の遮断が確実に維持される。 また、 バル一 ンよ り先端側にチューブ本体の屈曲部を設ける必要がないた め、 バルーンをチューブ本体のよ り先端側へ設置するこ とがで き、 透明液体のフラッシュ液量が少く ても血液の排除性が高ま るという利点がある。 [0017] 以上のこ とから、 本発明の第 1の態様は、 [0018] 線状の観察または医療処置器具を収納可能なカ テーテル チューブに、 カテーテルチューブの先端部を実質的に屈曲する こ となく 、 前記カテーテルチューブの先端側部分から突出する 前記観察または医療処置器具の先端部を屈曲せしめる屈曲機構 を設けたこ とを特徵とするカテーテルチューブである。 [0019] また、 本発明の第 2の態様は、 体腔に挿入して用いられる力 テーテルチューブであって、 [0020] チューブ本体と、 [0021] 先端側のチューブ本体外周壁に形成された側孔と、 [0022] 前記側孔へ連通する第 1 ルーメ ンと、 [0023] 前記第 1 ルーメ ン内に移動可能に収納される観察または医療 処置器具と、 [0024] 前記観.察または医療処置器具を前記チューブ本体先端方向へ 移動したとき前記観察または医療処置器具の先端部を前記第 1 ルーメ ン内から前記側孔へ誘導する傾斜面を有し、 前記チュー ブ本体内において前記第 1 ルーメ ンの先端部に装着される誘導 部材と、 [0025] チューブ本体先端部へ開放する第 2ルーメ ンと、 [0026] 前記チューブ本体の基端部に設置され、 前記観察または医療 処置器具をチューブ本体軸方向に移動せしめる移動機構とを有 するこ とを特徴とするカテーテルチューブである。 [0027] この態様における好ま しい実施態様は、 [0028] : ( i ) 前記傾斜面の平均傾斜角度は、 前記チューブ本体軸方向 に対して 5〜 8 0。 であることである。 [0029] また、 本発明の第 3の態様は、 体腔に挿入して用いられる力 テーテルチューブであって、 [0030] チューブ本体と、 [0031] 前記チューブ本体の先端側へ開放するルーメ ンであって、 そ の先端部にチューブ本体軸方向に対して傾斜する屈曲部を有す る第 1ルーメ ンと、 [0032] 前記第 1 ルーメン内に移動可能に収納される観察または医療 処置器具と、 [0033] チューブ本体先端部へ開放する第 2ルーメ ンと、 [0034] 前記チューブ本体の基端部に設置され、 前記.観察または医療 処置器具をチューブ本体軸方向に移動せしめる移動機構とを有 するこ とを特徵とするカテーテルチューブである。 [0035] こ.の態様における好ましい実施態様は、 次の通りである。 [0036] ( i i)前記第 1 ルーメンの前記屈曲部の長さは、 チューブ本体先 端から 1〜 2 0 mmであるカテーテルチューブであること。 [0037] ( l i i ) 前記第 1 ルーメ ンの前記屈曲部の平均傾斜角度は、 前 記チューブ本体軸方向に対して 5〜8 0。 であるカテーテル チューブであること。 [0038] また、 本発明の第 4の態様は、 体腔に挿入して用いられる力 テーテルチューブであって、 [0039] チューブ本体と、 , 前記チューブ本体の先端側へ開放する第 1 ルーメ ンと、 前記第 1 ルーメ ン内に移動可能に収納される観察または医療- 処置器具であって、 観察または医療処置器具の先端部を前記第 [0040] 1 ルーメ ンの開放端よ り突出させたとき、 その先端部が屈曲し た状態となる観察または医療処置器具と、 [0041] チューブ本体先端部へ開放する第 2ルーメ ンと、 [0042] 前記チューブ本体の基端部に設置され、 前記観察または医療 処置器具をチューブ本体軸方向に移動せしめる移動機構とを有 するこ とを特徴とするカテーテルチューブである。 [0043] - . この態様における好ましい実施態様は、 次の通りである。 [0044] 一 ( i il 記観察または医療処置器具の内部に、 先端部が予め屈曲 した芯材を埋設したこ-とによ り前記観察または医療処置器具の 先端部を屈曲せしめるカテーテルチューブであるこ と。 - ( V ) 前記観察または医療処置器具は、 その先端からの長さが 1〜 2 ひ mm屈曲するカテーテルチューブであるこ と。 [0045] また、 上記第 1 、 第 2、 第 3および第 4の態様における好ま しい態様は、 次の通りである。 [0046] ( v i )前記第 1 ルーメ ンの内面に潤滑処理を施したカテーテル チューブであるこ,と。 [0047] (vii) 前記観察または医療処置器具は、 光ファイバ一の束であ るカテーテルチューブであること。 [0048] (viii)前記チューブ本体の先端部付近のチューブ外周壁回りに 設置された膨張、 収縮自在な少なく とも 1つのバルーンと、 チューブ本体に形成された前記バルーン内へ連通する第 3ルー メンとを有するカテーテルチューブであること。 [0049] (ix)さらに、 前記バルーンは、 その膨張時の最小直径が挿入す る体腔の最大内直径とほぼ同等以上あること。 図面の簡単な説明 [0050] 第 1図は、 本発明のカテーテルチューブの実施態様を示す部 分縦断面図である。 ― - 第 2図は、 第 1図中の H— II線での断面図である。 [0051] 一 第 3図ぼ、 本発明のカテーテルチューブの基端部の構成例を 示す部分縦断面図である。 [0052] 第 4図および第 5図は、 それぞれ第 1図に示すカテーテル チューブの使用状態を示す部分断面側面図である。 [0053] 第 6図は、 本発明のカテーテルチューブの一実施態様を示す 部分縦断面図である。 一 一 第 7図は、 第 6図中の VII— VI線での断面図である。 第 8図および第 9 図は、 それぞれ第 6図に示すカテーテル チューブの使用状態を示す部^断面側面図である。 [0054] 第 1 0図は、 本発明のカテーテルチューブの一実施態様を示 す部分縦断面図である。 [0055] 第 1 1 図は、 第 1 0図中の XI— XI線での断面図である。 [0056] 第 1 2図および第 1 3図は、 それぞれ第 1 0図に示すカテー テルチューブの使用状態を示す部分断面側面図である。 発明を実施するための最良の形態 [0057] 以下、 本発明のカテーテルチューブを添付図面に示す好適 -実 施例について詳細に説明する。 なお、 特に好適な構成例と し て、 下記の第 1 、 第 2および第 3構成例を挙げ、 またそれらを 代表的に内視鏡に適用する場合について述べるが、 本発明は、: これらの構成例および用途に限定されるものではない。 [0058] [第 1構成例〗 [0059] 第 1 図は、 本発明のカテーテルチューブの構成例を示す部 分縦断面図、 第 2 図は、 第 1 図中の H— Π線での断面図であ る。 [0060] これらの図に示すように、 カテーテルチューブ 1 Aはチュー ブ本体 2を有し、 その先端部 (第 1図中左側) 付近のチューブ 本体外周壁回りにバルーン 8が設置されている。 このバル一 ン 8は、 例えばシリ コーンゴム、 ラテッ クスゴムのようなゴム 材料、 またはウレタン、 ポリ塩化ビュル、 エチレン一酢酸ビニ ル共重合体等で構成され、 膨張、 収縮自在のものである。 [0061] またチューブ本体 2は、 例えばポリ塩化ビュル、 ボリウレタ ン、 シリ コーンゴム、 ポリエチレン、 ナイ ロン、 エチレン一酢 酸ビニル共重合体等のような可撓性を有する材料で構成されて いる。 [0062] なお、 本発明のカテーテルチューブ 1 Aは、 通常、 体腔に挿 入、 留置された状態で使用されるので、 カテーテルチューブの 存在位置を X線透視下で確認しつつ観察や治療行為を行なう必 要性が高い。 そこで、 カテーテルチューブ 1 Aに X線造影性 を付与しておくのが好ましい。 具体的には、 チューブ本体 2 および Zまたはバルーン 8の構成材料中に X線造影剤を含有せ しめるのが好ましい。 X線造影剤としては、 例えば、 硫酸バ リウム、 酸化ビスマス、 タングステン等が挙げられる。 [0063] チューブ本体 2には、 以下に述べるような用途、 機能の異な る種々のルーメ ンが形成されている。 [0064] 第 1 ルーメ ン 3 には、 カテーテルチューブ 1 Aを内視鏡に用 いる場合に、 体腔内壁を観察する観察器具と しての光フ アイ バー束 9が、 チューブ本体軸方向に移動可能なよ うに収納され ている。 なお、 光ファイバ一束 9は、 例えば、 体腔内壁への レーザー光の照射等の医療処置にも使用するこ とができる。 この光ファイバ一束 9は、 第 2図に示すように、 送光用フ ァ ィバー (ライ トガイ ド) 1 0および受光用フアイバー (ィ メ一 ジファイバー) 1 1 で構成されており、 これらの光フ ァイバ一 を例えばアク リル系、 エポキシ系、 シ リ コーン系等の樹脂で固 めて束状と したものである。 また、 光フ ァイバ一束 9の先端 には、 レンズ 9 2が装着され、 この部分は後述する誘導部材 7 の傾斜面 7 1付近に位置している。 [0065] カテーテルチューブの基端側 (第 1 図中右側) の光源 (図示 せず) よ り発せられた光は、 送光用フ ァイバー 1 0内を伝達 し、 その先端から観察部分へ照射され、 その反射光を受光用 ファイバー 1 1 の先端よ り取り込まれ、 その映像がフ ァイバー 1 1 内を伝達され、 カテーテルチューブ基端側の受像部 (図示 せず) へと導かれる。 [0066] これらの送光用および受光用ファイバ一は、 いずれも石英、 プラスチッ ク、 多成分ガラス等の光フ ァイバ一で構成されてい る。 なお、 第 1ルーメ ン 3の内面には、 例えばシリ コーンコー ティ ング、 テフ口ンコーティ ング、 親水性樹脂コーティ ング等 の潤滑処理を施し、 第 1ルーメン内での光ファイバ一束 9の移 動が円滑に行われるようにしておくのが好ましい。 [0067] 5 第 1図に示すように、 第 1ルーメン 3の先端部 3 1には、 傾 斜面 7 1を有する誘導部材 7が装着ざれ、 第 1ルーメン 3の先 端部 3 1を閉塞している。 なお、 第 1 ルーメ ン 3の先端部 3 1は、 誘導部材 7によって必ずしも閉塞されている必要はな く、 流体が通過可能となっていてもよい。 [0068] 10 . 誘導部材の斜面 7 1に対面する位置 (第 1図では傾斜面 7 1 の上方) のチューブ本体外周壁には、 第 1ルーメン 3内と外部 を連通する側孔 6が形成されている。 [0069] 後述する移動具 1 2により光ファイバ一束 9をチューブ本体 先端方向へ移動すると、 光フアイバー束 9の先端部 9 1 は、 誘 i5' 導部材 7の傾斜面 7 1 に当接して屈曲し、 傾斜面 7 1 に沿つ て摺動し、 側孔 6へと誘導され、 さらに側孔 6内を通過して チューブ本体 2の外部に露出する。 なお、 本明細書において 「屈曲」 とは、 光ファイバ一束等が 1段または 2段以上の折れ 線状に折れ曲ること、 および曲線状に連続的に湾,することを [0070] 20 含む概念である。 誘導部材 7の傾斜面 7 1 の平均傾斜角度 (チューブ本体軸方 向に対する角度) αは、 光ファイバ一束による観察角度を実質 的に決定するものであるため、 傾斜面 7 1 の平均傾斜角度 αの 好適な範囲は、 5〜8 0。 である。 その理由は、 角度 α が & 5。 未満では側孔 6の開口面積が増大してしまい、 また、 血 管内壁面の観察が十分にできない場合があ り 、 また角度 αが [0071] 8 0。 を超える と光フ ァイバ一束の屈曲角度が大き く な り光 フアイバーが断線する可能性があるからである。 [0072] 特に、 本発明のカテーテルチューブを血管や尿導管のような 細径の体腔を観察または医療処置するための内視鏡に適用する 場合には、 誘導部材 7の傾斜面 7 1 の長さは、 3〜5 mm程度、 平均傾斜角度 αは、 1 0〜4 5 ° 程度とするのが好ま しい。 [0073] なお、 傾斜面 7 1 は、 第 1 図に示すよ うに平面の場合に限ら ず、 円筒面や湾曲面であってもよい。 [0074] また、 側孔 6 .は、 光ファイバ一束の先端部 9 1 が通過しう る 程度のものであればよ く 、 その形状等は特に限定されない。 [0075] 誘導部材 7は、 例えばポリ塩化ビュル、 ポリ ウ レタ ン、 ェチ レン -酢酸ビニル共重合体等の樹脂で構成される別部材を第 1 ルーメ ン 3の先端部 3 1 に装着するのがよいが、 チューブ本体, 2 と一体成形によ り 同時に形成したものでもよいし、 2次加工 (熱溶融等) によるものでもよい。 [0076] また、 傾斜面 7 1 には、 光フアイバー束の先端部 9 1 の摺動 を円滑になしう るための表面加工や表面処理 (例えば、 シリ コーンコーティ ング、 親水性樹脂コーティ ング等) を施しても よい。 [0077] 第 2ルーメン 4は、 チューブ本体 2の先端部へ開放し、 この 開口 4 1 よ り体腔内に流体を注入し、 あるいは、 体腔内よ り流 体を吸引するこ とができる。 具体的には、 このルーメ ン 4 は、 カテーテルチューブ 1 Aを挿入、 留置した体腔内へ薬液等 を投与するのに用いられ、 あるいは、 内視鏡によ り血管内を観 察する場合に、 視界の妨げとなる血液を押し出すための透明液 体 (例えば、 生理食塩水、 ぶどう糖液) を噴射するフラッシュ 用チャ ンネルとしても用いられる。 [0078] 第 3ルーメ ン 5は、 第 2図に示すように、 ノ ル -ーン 8内に連 通し、 パルーン 8内へ流体を送り込んでバルーン 8を膨張さ せ、 または、 流体を排出して、 バルーン 8を収縮させるための ものである。 なお、 バルーン膨張用の流体と しては、 例えば C 0 2 ガス、 または生理食塩水等の液体、 液状の造影剤等が挙 げられる。 [0079] チューブ本体 2の側孔 6より基端側に設置されているバル一 ン 8は、 膨張時に挿入する体腔内壁面に密着するようになって お り 、 体腔に対しカテーテルチューブ 1 Aを固定する役割り と、 バルーン 8 よ り前方 (チューブ先端側) において視界の妨 げとなる血液を排除し、 透明液体に置換するに際しての血液の 流入を遮断する役割りを持っている。 [0080] このよ う な、 バルーン 8 は、 膨張させた と きチューブ本体 2 の中心から放射状に膨張するよ う になっているのが好ま し い [0081] また、 バルーン 8の横断面形状は円、 楕円、 その他これに類 ΕΦ する形状が可能で a >るが、 挿入、 留置する体腔の横断面形状に 近似したものとすれば、 体腔への密着性が良好とな り好ま し い。 特に、 バルーン 8の膨張時のチューブ径方向の直径が最 小となる部分の直径 (最小直径) D m i n と、 挿入、 留置する体 腔の内壁の直径 (体腔収縮時) が最大となる部分の直径 (最大 EE 直径) d max との関係が、 D m i n ≥ d max となるよ う にすれ ば、 バルーン 8は体腔内に確実に密着するので好ま しい。 [0082] また、 このようなバルーンは、 チューブ本体 2の長手方向に 沿って複数個形成されていてもよい。 なお、 バルーン 8は、 チューブ本体 2 に対し気密または液密状態に取り付けられる必in 要があり 、 その取り付け方法と しては、 別部材 (環状または袋 状のゴム部材等) を接着剤によ り接着し、 または糸を用いてし ばり付ける方法、 あるいは、 チューブと一体成形または二色成 形する等バルーンの気密性または液密性を保持しうる任意の方 法が可能である。 [0083] なお、 本発明では、 上記第 1 、 第 2 および第 3ルーメ ンに 加え、 他の 1 または 2以上のルーメ ンを形成したものでもよ い。 そのルーメ ンの用途は、 例えば、 複数個のバルーンを設 けた場合のそのバルーンの膨張用、 前記透明液体と異なる液体 の注入用、 血液の吸引用等が挙げられる。 [0084] また、 第 1 ルーメ ン 3から分岐するルーメ ンを設けてもよ い。 この場合、 分岐したルーメ ンから第 1ルーメ ンへ少量の 生理食塩水等を流し続けることによ り、 先端側の側孔 6 よ り血 液が侵入するのを防止することができる。 [0085] また、 上記第 1 、 第 2および第 3ルーメ ンのいずれかを省略 し、 他のルーメ ンで兼用することも可能である。 例えば、 第 2ルーメン 4を省略し、 第 1ルーメ ン 3 にてフアイバー束収納 用と透明液体注入用とを兼用することが可能である。 [0086] 本発明のカテーテルチューブ 1 Aの基端部には、 第 3図に 示すよ う に、 光フ ァイバ一束 9 を第 1 ルーメ ン 内において チューブ本体軸方向に移動せしめる移動具 1 2が設置されてい る。 [0087] この移動具 1 2は、 シリ ンダ状のコネクタであって、 その一 端部がチューブ本体 2の基端側に連結された雌型コネクタ 1 3 の内筒に、 例えばゴムリ ングのようなガイ ド 1 5を介してビス 5 ト ン状の雄型コネクタ 1 4が挿入された構造となっている。 [0088] そして光ファイバ一束 9は雄型コネクタ 1 4に固定され、 雄型 コネクタ 1 4 をその軸方向 (第 3図中の矢印方向) に移動す る と、 これに伴って光フ ァイ バ一束 9 も第 1 ルーメ ン 3 内を チューブ本体軸方向に移動する。 [0089] 10 この移動距離は、 光ファイバ一束の先端部 9 1 が第 1 ルーメ ン 3内に収納されている状態 (第 4図に示す状態) から、 先端 部 9 1 が側孔 6 よ り所定長さ突出した状態 (第 5図に示す状 '~ '^" 、 または先端が測孔 6にほぼ一致した状態となるよ う な範 い。 ― 一- [0090] 15 なお、 光フアイバー束の先端部 9 1 が側孔 6 よ り突出しすぎ ると、 体腔に接触し、 損傷を与えるおそれがあるため、 ガイ ド 1 5がチューブ本体 2の基端面 2 1 に当接したとき、 光フ アイ バー束の先端部 9 1 が所定の長さ (安全な長さ) だけ側孔 6 よ り突出するように固定位置等を調整しておけばよい。 また、 [0091] 2:0· 雄型コネクタに目盛を付け、 光フ ァイバ一束の突出長さがわか るようにしておく こともできる。 [0092] また、 光フアイバー束の移動距離を規定するために、 雌型コ ネクタ 1 3の内側等にスト ヅ パ (図示せず) を設けてもよい。 [0093] 次に、 カテーテルチューブ 1 Aの作用について説明する。 第 4図および第 5図は、 本発明のカテーテルチューブ 1 Aの 使用状態を示す部分断面側面図である。 [0094] 第 4図に示すよ う に、 内視鏡と してのカテーテルチューブ 1 Aを体腔、 即ち、 血管 1 6内に挿入し、 第 3ルーメ ン 5 より バル一ン 8内に流体を送り込んでバルーン 8を膨張させると、 バル一ン 8は、 血管 1 6の内壁面 1 6 1 に密着し、 カテーテル チューブ 1 Aを血管 1 6に対して固定すると ともに、 血管 1 6 内の血液 1 7の流れを遮断する。 [0095] さらに、 基端側よ り第 2ルーメ ン 4に生理食塩水のよ う^ ¾ [0096] ン 8より前方 (チューブ先端側) の血液を押し出して排除し、 代り に透明液体 1 8を充満させる。 [0097] なお、 バルーン 8は、 その膨張時の最小直径が、 血管 1 6の 最大内直径とほぼ同等以上であれば、 バルーン 8が血管 1 6の 内壁面 1 6 1 に確実に密着し、 バルーン 8 よ り後方 (チューブ 基端側) の血液 1 7が、 バルーン 8の前方、 即ち観察部分へ流 入するこ とがなく 、 鮮明な画像による観察が可能となる。 [0098] 次に、 第 3図に示す移動具 1 2の操作用フランジ 1 4 1 を把 持し、 雄型コネクタ 1 4を操作して、 光フアイバー束 9を第 1 ルーメン 3内においてカテーテルチューブの先端側 (第 4図中 5 の矢印方向) へ移動させる。 このように光フ ァイバ一束 9が 移動すると、 第 5図に示すように、 光フ ァイバ一束 9の先端部 9 1 は、 誘導部材 7の傾斜面 7 1 に当接して屈曲し、 傾斜面 7 1 に沿って摺動し、 側孔 6へと誘導され、 さらに側孔 6内を 通過してチューブ本体 2の外部に露出する。 [0099] 1.0 この状態で光フ ァィバー束 9の先端は血管内壁面 1 6 1 の方 へ向いており、 送光用および受光用フ ァイバー 1 0 、 1 1 を通 じて血管 1 6の内壁面 1 6 1 を観察するこ とができる。 また、 カテーテルチューブ 1 自体を血管 1 6内で回転させる こ とによ り、 血管内壁面 1 6 1 の全周にわたって観察するこ と 15 ができる。 [0100] なお、 光ファイバ一束先端部 9 1 が屈曲した状態では、 その 反力を受けてチューブ本体 2の先端部も若干屈曲するこ とがあ るが、 その程度は無視しうる程小さいものであり 、 何ら悪影響 を生じない。 [0101] Z.Q 即ち、 本発明は、 光フ ァイバ一束の先端部を屈曲させるにあ たり、 カテーテルチューブの先端部を積極的に屈曲させるこ と を行わないのであり、 前記のような光ファイバ一束先端部の屈 曲に伴ってチューブ先端部が結果的に若干屈曲するこ と等を排 除するものではない。 [0102] [第 2構成例] [0103] 第 6図は、 本発明のカテーテルチューブの他の構成例を示す 部分縦断面図、 第 7図は、 第 6図中の VI - W線での断面図であ る。 [0104] また、 第 8 図および第 9 図は、 第 6 図に示すカテーテル チューブ 1 Bの使用状態を示す部分断面側面図である。 [0105] 以下、 各図に示すカテーテルチューブ 1 Bの構成および作用 を説明するにあたり 、 前記第 1 搆成例のカテーテルチューブ 1 Aと相違する点について述べ、 その他は同様とする。 [0106] チューブ本体 2に形成された第 1ルーメン 3の先端部 (第 6 図中左側) には、 チューブ本体 2の軸方向に対して所定角度傾 斜する屈曲部.3 2が形成されている。 [0107] 第 8図に示すよ う に、 光フ ァイ バ一束の先端部 9 1 が第 1 ルーメ ンの屈曲部 3 2 よ り基端側に位置している状態から、 チューブ本体基端側に設置された移動具 1 2 によ り光フ アイ バー束 9 を図中矢印で示すチュ一ブ本体先端方向へ移動する と、 第 6図および第 9図が示すように光ファイバ一束 9の先端 部 9 1 は、 屈曲部 3 2に当接して屈曲し、 屈曲部 3 2 に沿って 摺動し、 第 1 ルーメ ン先端の開口 3 3 に到達し、 または開口 3 3 よ り所定長さ突出する。 [0108] この状態で光フアイバー束 9の先端は血管内壁面 1 6 1 の方 へ向いており、 送光用および受光用フアイバー 1 0、 1 1 を通 じて血管 1 6の内壁面 1 6 1·を観察するこ とができる。 [0109] なお、 光ファイバ一束 9の移動距離を調整するこ とによ り 、 光フアイバー束先端部 Ό 1 の傾斜角度、 即ち視界の方向を変え るこ とが可能である。 [0110] 第 1 ルーメ ン 3の屈曲部 3 2の長さは、 チューブ本体 2の先 端から 1〜2 O mniとするのが好ま しい。 その理由は、 屈曲部 3 2の長さが 1 mm未満であると、 十分な屈曲が得られず、 また 2 O m mを超 え る と 屈 曲部の形成が困難 と な る か ら で あ る。 [0111] " また、 屈曲部 3 2の傾斜角度 i3 は、 5〜8 0 ° とするのが好 ま しい。 その理由は、 角度 0が 5 ° 未満では血管内壁面の観 察が十分にできない場合があり、 また角度 13が 8 0 ° を超える と光フ アイバー束の屈曲角度が大き く なり光ファイバ一が断線 する可能性があるからである。 特に、 本発明のカ テーテル チューブを血管や尿導管のような細径の体腔を観察または医療 処置するための内視鏡に適用する場合には、 屈曲部 3 2の長さ は、 2〜 5 mm程度、 屈曲部の傾斜角 ¾ /3は、 5〜 1 5 ° 程度と するのが好ましい。 [0112] なお、 このような屈曲部 3 2の形成方法は、 特に限定されな いが、 製造が簡易で、 また、 チューブ先端に丸みを付与する加 ェと同時に形成可能という点から、 次のような先端加工により 形成するのが好ましい。 即ち、 先端部が屈曲した芯金のよう な芯材をチューブ本体 2の先端から第 1ルーメン 3内に揷入 し、 この状態でチューブ本体先端部を加熱 ( 8 0〜 2 0 0で程 度) した後、 これを冷却し、 固化することにより、 第 1ルーメ ン 3の屈曲部 3 2を形成する。 [0113] [第 3構成例] [0114] 第 1 0図は、 本発明のカテーテルチューブの他の構成例を示 す部分縦断面図、 第 1 1図は、 第 1 0図中の XI— XI線での断面 図である。 [0115] また、 第 1 2図および第 1 3図は、 第 1 0図に示す力テーテ ルチューブ 1 Cの使用状態を示す部分断面側面図である。 [0116] 以下、 各図に示すカテーテルチューブ 1 Cの構成および作用 を説明するにあたり、 前記第 1構成例のカテーテルチューブ 1 Aと相違する点について述べ、 その他は同様とする。 [0117] チューブ本体 2 に形成された第 1 ルーメ ン 3 は、 チューブ本 体 2の先端まで直線的に延び、 5έ端へ開放 (開□ 3 3 ) してい る。 [0118] この第エ ルーメ ン 3内に移動可能に収納されている光フ アイ バー束 9の内部には、 先端部 9 3 1 が予め屈曲した芯材 9 3が 埋設されている。 これによ り 、 第 1 0図に示すよ う に、 光 フアイバー束の先端部 9 1 を開ロ 3 3 よ り突出させたと き、 芯 材先端部 9 3 1 の弾性力 (復元力) によ り光フ アイバー束の先 端部 9 1 が所定角度屈曲した状態となる。 [0119] 芯材 9 3の構成材料と しては、 例えばステンレス、 炭素鋼、 硬鋼線、 リ ン青銅等の金属線材、 ポリ ウ レタ ン、 ポ リ カーボ ネー ト 、 ポ リ サルホ ン、 ポ リ アミ ド等の樹脂線材等が挙げら れ、 その径は、 例えば Φ 0 . 1〜 Φ 1 . 0 mm程度とするのがよ い。 また、 芯材 9 3の断面形状と しては、 第 1 1 図に示す丸 型の他、 楕円形、 四角等の多角形等いずれでもよい。 [0120] なお、 光フアイバー束先端部 9 1 の屈曲部分の長さは、 前記 と同様の理由から 1〜 2 0 mm程度とするのが好ま しい。 [0121] また、 光フ ァイバ一束先端 9 1 のチューブ本体軸方向に対す る平均傾斜角度は、 光アイ バーの断線を防止する という点か ら、 5 7 0。 程度とするのが好ましい [0122] 特に、 本発明のカテーテルチューブを血管や尿導管のよ う な細径の体腔を観察または医療処置するための内視鏡に適用 する場合には、 光ファイバ一束 9 1の屈曲部分の長さは、 3〜 [0123] 2 O mm程度、 上記平均傾斜角度は、 5〜4 5。 程度とするのが 好ましい。 [0124] このような光ファイバ一束先端部 9 1の屈曲部分の長さおよ び平均傾斜角度等の屈曲状態は、 光フアイバー束先端部 9 1 の 柔軟性を考慮して、 芯材 9 3の材質、 形状、 径、 芯材先端部 [0125] 9 3 1の長さおよびその屈曲角度等の適宜選定によ り定められ る [0126] のよ う なカテーテルチューブ 1 Cの作用は次の通り であ る [0127] 第 1 2図に示すように、.光ファィバー束の先端部.9 1 が第 1 ルーメン 3内に収納されている状態では、 芯材先端部 9 3 1 の 屈曲によ り与えられた光フアイパー束先端部 9 1 の屈曲が、 第 ルーメ ン 3の内壁よ り規制されている なお、 このとき第 [0128] 1 ルーメン 3の内壁は、 その反力を受けてチューブ本体 2の先 端部が若干屈曲することがあるが、 その程度は無視しう る程小 さい また、 チューブ本体 2の先端部を硬質材料で構成する こ とによ り 、 前記反力による屈曲を防止するこ と も可能であ る。 [0129] このような状態からチューブ本体基端側に設置された前記移 動具 1 2によ り光ファイバ一束 9を図中矢印で示すチューブ本 体先端方向へ移動し、 その先端部 9 1 を開□ 3 3 よ り外部へ突 出させると、 先端部 9 1の規制が解除され、 先端部 9 1 は屈曲 状態に復元する。 [0130] この状態で光フアイバー束 9の先端は血管内壁面 1 6 1 の方 へ向いており、 送光用および受光用フ ァイバー 1 0 、 1 1 を通 r:o.i じて血管 1 6の内壁面 1 6 1 を観察するこ とができる。 [0131] なお、 光フ アイバー束 9の移動距離を調整するこ とによ り 、 光フアイバー束先端部 9 1 の傾斜角度、 即ち視界の方向を変え るこ とが可能である。 [0132] 特に、 光フアイバー束先端のレンズ 9 2 を第 - 1 ルーメ ンの開 15 口 3 3付近に一致させた場合には、 先端部 9 1 の傾斜角度がほ ぼ 0 ° となり、 血管 1 6内の前方を観察するこ とができる。 [0133] また、 光フ ァイバ一束 9 の、 基端部にて回転 (ひね り ) を 加えるこ とによ り、 その向きを変化させるこ とができる。 こ のこ とは、 血管内壁面全周を観察する ときに有効である。 即 .0 ち、 バルーンによ り血流を止め、 カテーテルチューブが血管に 対し固定されている状態のときに、 視界の方向を変える度にバ ル一ンを収縮させ、 カテーテルチューブ自体を回転させるよう な手間を要するこ となく血管内壁面 1 6 1の全周を観察するこ とができるという利点がある。 [0134] " 本発明のカテーテルチューブは、 上記第 1 、 第 2および第 3 構成例に限定されず、 カテーテルチューブの先端部を実質的に 屈曲することなく 、 光フアイバー束のような観察または医療処 置器具の先端部を屈曲せしめる屈曲手段を有するものであれ ば、 いかなるものでもよい。 [0135] なお > 上記第 1 、 第 2および第 3構成例では、 バルーン 8お よびバルーン膨張用の第 3ルーメ ンを有するカテーテルチュー ブについて説明したが、 本発明ではこれらを有さない力テ一テ ルチューブでもよいことは言うまでもない。 [0136] また、 上記説明では、 送光用および受光用ファイバ一によ り 血管内を観察する場合について述べたが、 本発明のカテーテル チューブ 1 の用途はこれに限定されるものではなく 、 例えば、 薬液の投与、 光ファイバ一を通じてのレーザ一光線の照射、 目 的部位に挿入する際の先端誘導等広い分野に応用が可能であ る。 [0137] 以下、 本発明の具体的な実施例を挙げ、 本発明をさらに詳細 に説明する。 [0138] (実施例 1 ) [0139] : 第 1 図、 第 2図および第 3図に示す構造のカテーテルチュー ブを作製した。 このカテーテルチューブの諸条件は、 次の通 - 5 りである。 [0140] <チューブ本体 > [0141] 材質 : X線造影剤入りポリ塩化ビニル製 [0142] 外径 : 約 2 . 5 mm [0143] 全長 : 約 1 . 5 m [0144] 10 ルーメ ン : 3ルーメ ン [0145] 透明液体噴出用ルーメ ン 1本、 [0146] ファイバー収納用ルーメ ン 1本、 [0147] バルーン膨張用ル一メ ン 1本、 [0148] <光フ ァイバ一〉 [0149] ィ メマジフ ァ イ バー (約 2〜 3 /mの石英フ ァ イ バーを約 2 0 0 0本束ねたもの) と、 ライ トガイ ド (約 5 0 imの石英フ ア イ バーを 2 5 本束ねた も の) を一体化し、 外径約 0 . 8 mm øである一つのフ ァイバ一束と した。 [0150] イメージファイバーの端面に凸レンズを装着し、 ライ トガイ Z0 ドから照射された光を受け被写体像をイメージフ アイバ一の端 面に結ぶ。 [0151] ぐ誘導部材> [0152] ポリ塩化ビュル製の棒状部材を適当な長さで斜めに切断し、 その切断面を光フアイパー先端が摺動する傾斜面としてフアイ バー収納用ルーメ ンの先端に挿入した。 この傾斜面の角度 α は 3 0 ° とした。 [0153] <側孔 > [0154] チューブ本体外周壁の傾斜面に対応する位置に、 開口面積 5 Miの側孔を形成した。 [0155] ぐバルーン > [0156] 材質 : ラテッ クスゴム [0157] 厚さ : 約 1 5 0 /an [0158] 形状 : シ リ ンダー状 [0159] 有効長: 7 匪 [0160] 膨張時直径: 6 mm [0161] <カテーテルチューブの基端部 > [0162] 光フアイバー束移動具ノ第 3図に示す構造 [0163] 雌型コネクタ : 全長 4 0 mm [0164] 雄型コネクタ : 全長 4 0 mm [0165] - 最大移動距離: 2 0 mm イメージフ アイバーの基端には接眼レンズを装着し、 直接観 察を可能と した。 ライ トガイ ドの基端には光コネクタを装着 し、 これを白色光源に接続した。 透明液体噴出用ルーメ ンの基端にはルアーテーパー受け口を 5Ϊ 持つ活栓を装着し、 これにシ リ ンジ Aを接続し、 生理食塩水を ル一メ ンに供給可^とした。 バルーンへ連通するルーメ ンの基端には、 ルアーテーパー受 け口をもつバルブを装着し、 これにシ リ ンジ B を接続してバ ルーンへ膨張用の流体 (生理食塩水) を注入可能と した。 Iff このよ う なカテーテルチューブを用いて、 血管内の観察を 行った。 まず、 カテーテルチューブを内径約 5 mmの血管内に挿入し、 手動丄こ—よ り シリ ンジ Bを操作してバルーンを膨張させ、 力テー [0166] 、一一- ^—- —一- ― -—— —、- テルチューブを血管に対して固定すると と もに、 血液の流れを H5i 遮断した。 次いで、 シリ ンジ Aを操作して、 バルーンよ り前方 (チュー ブ先端側) の血管内に生理食塩水 1 . 5 を注入し、 血液を排 除した。 バルーンよ り前方の血管内には、 生理食塩水が充満 していた。 [0167] 210;· 次いで、 光フ ァイバ一束の移動具の雄型コネクタを操作し、 光フ ァイバ一束をカテーテルチューブの先端側へ 5 mm移動さ せ、 光ファイバ一束の先端を側孔よ り突出させた。 [0168] この状態で接眼レンズをのぞき、 また、 さらに公知の方式で ビデオモニタ画面にて血管内壁面の観察を行ったと ころ、 観 5 察部分への血液の流入もなく 、 鮮明な観察を行う ことができ た。 [0169] (実施例 2 ) [0170] 第 6図および第 7図に示す構造のカテーテルチューブを作製 した のカテーテルチューブの諸条件は、 次の通り であ 0 る [0171] <チユーブ本体 > [0172] 材質 : X線造影剤入りポリ塩化ビニル製 [0173] 外径 : 約 4 . 0 mm [0174] 全長 : 約 5 m [0175] :5. ルーメ ン : 3ルーメン [0176] 透明液体噴出用ルーメ ン 1本、 [0177] フアイバー収納用ル一メ ン 1本、 [0178] バルーン膨張用ルーメン 1本、 [0179] フ アイ バー収納用ルーメ ンの先端部が先端から 1 0 mmにわ [0180] Z0 たって屈曲し、 その傾斜角度 13 は 5 ° とした <光ファイバ一〉 [0181] 前記実施例 1 と同様。 [0182] <バルーン > [0183] 材質 : ラテックスゴム [0184] ί 厚さ : 約 1 5 0 |im [0185] 形状 : シリ ンダー状 [0186] 有効長 : 1 0 mm [0187] 膨張時直径 : 1 O mm [0188] <カテーテルチューブの基端部 > [0189] 0 バルーン膨張用流体を C 0 2 ガスと した以外は前記実施例 1 と同様。 [0190] このよ う なカテーテルチューブを用いて、 血管内の観察を 行った。 [0191] まず、 力テーテルチューブを内径約 6 ramの血管内に挿入し、 手動によ り シリ ンジ Bを操作してバルーンを膨張させ、 カテ一 テルチューブを血管に対して固定すると と もに、 血液の流れを 遮断した。 [0192] 次いで、 シリ ンジ Aを操作して、 バルーンよ り前方 (チュー ブ先端側) の血管内に生理食塩水 2 . 0 を注入し、 血液を排 除した。 バルーンよ り前方の血管内には、 生理食塩水が充 満していた。 [0193] 次いで、 光フアイバー束の移動具の雄型コネクタを操作し、 光フアイバー束をカテーテルチューブの先端側へ 5 mm移動させ 光フアイバー束の先端をフアイバー収納用ルーメン先端の開 口よ り突出させた。 [0194] この状態で接眼レンズをのぞき、 また、 さらに公知の方式で ビデオモニタ画面にて血管内壁面およびその周辺を観察したと ころ、 観察部分への血液の流入もなく 、 鮮明な観察を行う こと ができた。 [0195] また、 光フアイバー束の移動距離を変化させるこ とによ り、 フアイバー束先端部の傾斜角度を調節したと ころ、 モニタ画像 を通じて血.管軸方向の視野の変化が確認された。 [0196] (実施例 3 ) [0197] 第 1 0図、 第 1 1図に示す構造のカテーテルチューブを作製 した。 このカテーテルチューブの諸条件は、 次の通り であ る。 [0198] くチューブ本体 > [0199] 材質 : X線造影剤入りポリ塩化ビニル製 [0200] 外径 : 約 2 . 3 mm [0201] 全長 : 約 1 . 5 m ルーメ ン : 3 ルーメ ン [0202] 透明液体噴出用ルーメ ン 1本、 [0203] フ ァイバー収納用ルーメ ン 1本、 [0204] バルーン膨張用ルーメ ン 1本、 [0205] く光ファイバ一 > [0206] 前記実施例 1 と同様。 [0207] <芯材> [0208] 先端部を曲げ加工によ り屈曲させた外径 0 . 2 πιηι φのステン レス線を、 前記ファイバ一束中に組み込み、 一体化した。 [0209] Ltt' . これによ り フ ァイバ一束の先端部は、 規制を受けない自然状 態で、 先端からの長さ 2 0 mmがファィバー束軸線に対し 3 0 ° となるように屈曲した。 [0210] <バルーン > [0211] 前記実施例 1 と同様。 [0212] <カテーテルチューブの基端部〉 [0213] 前記実施例 2 と同様。 [0214] このよ う なカテーテルチューブを用いて、 血管内の観察を 打った。 [0215] まず、 カテーテルチューブを内径約 5 mmの血管内に挿入し、 Q 手動によ り シ リ ンジ Bを操作してバルーンを膨張させ、 カテー テルチューブを血管に対して固定すると と もに、 血液の流れを 遮断した。 [0216] 次いで、 シリ ンジ Aを操作して、 バルーンよ り前方 (チュー ブ先端側) の血管内に生理食塩水 1 . 5 mAを注入し、 血液を排 除した。 バルーンよ り前方の血管内には、 生理食塩水が充満 していた。 [0217] 次いで、 光フアイバー束の移動具の雄型コネクタを操作し、 光フ ァイバ一束をカテーテルチューブの先端側へ 5 mm移動さ せ、 光ファィバー束の先端をファィバー収納用ルーメ ン先端の 開口よ り突出させた。 [0218] この状態で接眼レンズをのぞき、 また、 さらに公知の方式で ビデオモニタ画面にて血管内壁面およびその周辺を観察したと ころ、 観察部分への血液の流入もなく 、 鲜明な観察を行う こと ができた。 [0219] また、 光ファイバ一束の移動距離を変化させることによ り、 フアイバー束先端部の傾斜角度を調節したところ、 モニタ画像 を通じて血管軸方向の視野の変化が確認された。 産業上の利用可能性 [0220] 本発明のカテーテルチューブによれば、 カテーテルチューブ の先端部を実質的に屈曲させるこ となく 、 光フ ァイバ一束のよ うな線状の観察または医療処置器具の先端部を屈曲させるこ と によ り 、 カテーテルチューブの先端部を屈曲させるための器 具、 装置、 機構を設けるこ とによる構成の複雑化およびチュー ブ径の大径化等の悪影響を排し、 簡易な構造で体腔内壁等の観 察や医療処置を行う ことが可能なカテーテルチューブを提供す るこ とができる。 [0221] そして、 構造が簡易等の理由から、 カテーテルチューブの細 径化が図れ、 よって、 血管、 尿導管、 胆管のよ うなよ り径の 小さい体腔への適用、 特に、 血管内視鏡への適用が可能とな る。 [0222] また、 本発明のカテーテルチューブによれば、 観察部位 (視 界方向) を変更する場合にも、 簡易な操作でこれを行う こ とが できる。
权利要求:
ClaimsW€>a9 0I755 PCT/JP88/00860 一 38 - 言青求 の 範 囲 ( 1 ) 線状の観察または医療処置器具を収納可能なカテーテル チューブに、 カテーテルチューブの先端部を実質的に屈曲する ことなく 、 前記力テーテルチューブの先端側部分から突出する 5 前記観察または医療処置器具の先端部を屈曲せしめる屈曲機構 を設けたことを特徵とするカテーテルチューブ。 ( 2 ) 体腔に揷入して用いられるカテーテルチューブであつ て、 チューブ本体と、 10 先端側のチューブ本体外周壁に形成された側孔と、 前記側孔へ連通する第 1ルーメンと、 前記第 1ルーメ ン内に移動可能に収納される観察または医療 処置器具と、 前記観察または医療処置器具を前記チューブ本体先端方向へ 15; 移動したとき前記観察または医療処置器具の先端部を前記第 1 ルーメン内から前記側孔へ誘導する傾斜面を有し、 前記チュー ブ本体内において前記第 1ルーメ ンの先端部に装着される誘導 部材と、 チューブ本体先端部へ開放する第 2ルーメ ンと、 Ζΰ 前記チューブ本体の基端部に設置され、 前記観察または医療 処置器具をチューブ本体軸方向に移動せしめる移動機構とを有 するこ とを特徴とするカテーテルチューブ。 ( 3 ) 前記傾斜面の平均傾斜角度は、 前記チューブ本体軸方向 に対して 5〜 8 0。 である請求の範囲 ( 2 ) に記載の力テーテ ルチューブ。 ( 4 ) 体腔に挿入して用いられるカテーテルチューブであつ て、 チューブ本体と、 前記チューブ本体の先端側へ開放するルーメ ンであって、 そ - の先端部にチューブ本体軸方向に対して傾斜する屈曲部を有す る第 1 ルーメ ンと、 前記第 1 ルーメ ン内に移動可能に収納される観察または医療 処置器具と、 チューブ本体先端部へ開放する第 2ルーメ ンと、 IE. 前記チューブ本体の基端部に設置され、 前記観察または医療 処置器具をチューブ本体軸方向に移動せしめる移動機構とを有 するこ とを特徴とするカテーテルチューブ。 ( 5 ) 前記第 1 ルーメ ンの前記屈曲部の長さは、 チューブ本体 先端から 1〜 2 0 mmである請求の範囲 ( 4 ) に記載の力テーテ ルチューブ。 ( 6 ) 前記第 1ルーメ ンの前記屈曲部の平均傾斜角度は、 前 記チューブ本体軸方向に対して 5〜 8 0 ° である請求の範囲 (4 ) または ( 5 ) に記載のカテーテルチューブ。 ( 7 ) 体腔に挿入して用いられるカテーテルチューブであつ 5 て、 チェーブ本体と、 前記チューブ本体の先端側へ開放する第 1ルーメンと、 前記第 1ルーメン内に移動可能に収納される観察または医療 処置器具であって、 観察または医療処置器具の先端部を前記第 10 1ルーメンの開放端より突出させたとき、 その先端部が屈曲し た状態となる観察または医療処置器具と、 チユ ーブ本体先端部へ開放する第 2ルーメ ンと、 前記チューブ本体の基端部に設置され、 前記観察または医療 処置器具をチューブ本体軸方向に移動せしめる移動機構とを有 15 することを特徵とするカテーテルチューブ。 ( 8 ) 前記観察または医療処置器具の内部に、 先端部が予め屈 曲した芯材を埋設したことにより前記観察または医療処置器具 の先端部を屈曲せしめる請求の範囲 ( 7 ) に記載のカテーテル チューブ。 23) ( 9 ) 前記観察または医療処置器具は、 その先端からの長さ が 1〜 2 0 mm屈曲する請求項 7 または 8 に記載のカテーテル チューブ。 ( 1 0 ) 前記第 1 ルーメ ンの内面に潤滑処理を施した請求の範 囲 ( 2 ) 〜 ( 9 ) のいずれかに記載のカテーテルチューブ。 S ( 1 1 ) 前記観察または医療処置器具は、 光ファイバ一の束で ある請求の範囲 ( 1 ) 〜 ( 1 0 ) のいずれかに記載の力テーテ ルチューブ。 ( 1 2 ) 前記チューブ本体の先端部付近のチューブ外周壁回り に設置された膨張、 収縮自在な少なく と も 1 つのバルーンと、 チューブ本体に形成された前記バル一ン内へ連通する第 3ルー メ ンとを有する請求の範囲 ( 2 ) 〜 ( 1 1 ) のいずれかに記載 のカテーテルチューブ。 ( 1 3 ) 前記バルーンは、 その膨張時の最小直径が挿入する体 腔の最大内直径とほぼ同等以上である請求の範囲 ( 1 2 ) に記 載のカテーテルチューブ。
类似技术:
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同族专利:
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引用文献:
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申请号 | 申请日 | 专利标题 相关专利
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